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シナリオ勉強中。

何を思ったか、シナリオを書く勉強を始めて、早4ヶ月。。
基本的な原稿用紙の書き方や、ドラマの描き方は知識として身に付いてきましたが、精進が足りず、感動して涙が出るような作品はまだできません。。
トホホ。
でも、いつかシナリオで公の仕事がもらえるようになりたいです。
今回は一応まとまりのある(?)シナリオを載せてみようと思います。
時間があれば、目を通してみてください。かなりクサくて、寒イボものです。


『Last Morning』
   人  物
 高山泰太(26)会社員 テニス部OB
 堀田紗夜(21)大学3年生テニス部員
 吉川勇(21)大学3年生テニス部員
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
○邦徳大学・テニスコート・外
   外套を着た高山泰太(26)がテニスコート
   を眺めている。
   ラケットを持った吉川勇(21)が高山の背
   後を通りかかる。
吉川「あれ?高山先輩じゃないっすか?あ、
 誰か探してます?」
   と、高山の視線の先を見る吉川。
   高山、振り向き吉川を見る。
高山「あぁ、吉川くん。堀田さんは…」
吉川「堀田なら、確か今日は留学説明会へ行
 くって言ってましたけど…何か?」
   高山、一瞬固まり、言葉に詰まる。
高山「えっと…留学?」
   吉川、高山をにらむ。
吉川「高山さん、アイツと付き合ってるんで
 すよね?なのに、なんで留学の話、知らな
 いんですか?」
   高山、テニスコートへ視線を移し、辛
   そうに表情をゆがめる。

○同・テニスコート・外 (夕)
   留学説明会の資料を胸に抱えて、堀田
   紗夜(21)が通りかかる。
   吉川が紗夜に気付き、駆け寄って何か
   告げている。
   紗夜、急に慌てて走り出す。気まずい
   表情で紗夜を見送る吉川。

○バス車内 (夕)
   高山、窓の外の夕陽を眺めている。
   携帯電話が鞄の中で震えだすが、鞄を
   一瞥し、着信に出ない高山。

○邦徳大学・自転車置き場 (夕)
   携帯電話をかけている紗夜。泣きそう
   な表情で電話を切り、自転車をゆっく
   りとこぎ出す。

○ソウテイ商事
   紗夜からの着信。電源を切る高山。

○高山のアパート・部屋前 (夕)
   雪が降っている。高山、アパートの階
   段を上ってくる。
   はっとして、立ち止まる高山。
   高山の部屋の前に、紗夜が膝を抱えて
   座っている。
   紗夜、高山に気づき、振り向く。右足
   の靴を脱ぎ、高山へ投げつける。
   紗夜の靴をキャッチする高山。
   左足の靴を脱ぎ、高山に投げつける紗夜。
   高山、紗夜の左靴を拾い、紗夜にゆっ
   くりと歩み寄る。
   紗夜、顔を膝に埋める。
紗夜「…バカ」
   高山、紗夜に靴を返し、頭をポンポン
   と優しく叩いて、部屋の鍵を開ける。

○同・室内 (夜)
   真っ暗な部屋の中、石油ストーブの火
   で赤く照らされる高山と紗夜、ぎこち
   なく、静かに顔を近づける。
   紗夜、高山を見つめる。目を伏せ、自
   分の額を紗夜の額と合わせる高山。
紗夜「…私のこと、まだ想ってくれる?」
   高山、紗夜を抱きしめる。
高山「…想うことしかできない。紗夜を想うこ
 との他は何もできないよ…だから…」
紗夜「…だから?」
   高山、目を閉じる。
高山「紗夜は世界を見てこい」
   紗夜、肩を震わせむせび泣く。
   高山、抱き合ったまま紗夜をあやすよ
   うに体を揺らす。
   窓の外では、雪が舞っている。

○同・室内 (早朝)
   高山、ソファの上でうっすらと目を開
   ける。窓から朝陽が差し込んでいる。
   紗夜がコートを羽織り、机の上にメモ
   置いて部屋を出る。
   ドアが静かに閉まる音。
   高山、目を閉じると、涙がこぼれる。

○飛び立つ旅客機

○街中・交差点
   空を見上げ、微笑む高山。
   信号が青に変わり、一斉に人が歩き出
   す。一歩遅れて、交差点を渡る高山、
   人ごみに紛れて見えなくなる。
                   完


未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)2008/02/04(月)22:31

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